身長１７１センチ、体重70キロの恵まれた体格
身長１７１センチ、体重70キロ。武山パワーズに所属する田高康成君（武山小・６年）は、同級生の中でひときわ大きい身体を活かしたスケールの大きいプレーが持ち味だ。ストレートは最速１１３キロ、打者としてもコンスタントに長打を放つなど、まさに大黒柱。先日発表された横浜ＤｅＮＡベイスターズジュニアのメンバーに名を連ねた。
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野球を始めたのは幼稚園の頃、いつも遊び相手だった兄とその友達が武山パワーズに入団したことがきっかけだった。「一緒にいた２人がいなくなっちゃったから」。遊びの延長線上からのスタートだったが、「常に背の順は一番後ろ」という体格の良さもあり、頭角を現すのは早かった。上級生の人数が少ないことも重なり、４年生の頃から投手として活躍。中軸も任されるようになっていった。現在はエース兼主砲としてチームの顔を張っている。
走り込みで下半身強化
順調に成長を重ねてきたが、今夏の大会で課題が露呈した。優勝を目指して臨んだが、２回戦で最終回に２本のホームランを打たれて逆転負けを喫した。「前半飛ばしすぎてしまった」。スタミナがきれた最終盤、制球が甘くなったところを痛打された。目下取り組んでいるのが、下半身の強化も兼ねた走り込み。学校から帰宅すると、自宅のある山科台の住宅街で４キロのランニングを日課として、体の基礎作り、スタミナアップに励んでいる。
今後の目標については「ベイジュニアのレギュラー入り」。数回の練習を通じた自身の立ち位置はスタメン争いの当落線上。12月に行われる大会に向けて、投手、打者の両方でアピールを目指す。
12月の大会に向け結団式
県内の有望選手を選出して結成した横浜ＤｅＮＡベイスターズジュニアの結団式が、今月24日に行われた＝写真。メンバーは精鋭18人。同チームはプロ野球12球団などが主催するジュニアトーナメント（12月下旬に開催予定）に出場する。今後は週末に集まり、練習や試合をこなしながらチーム力を高めていく。
県内から精鋭18人がメンバー入り
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