公郷町にある食肉卸会社の「古敷谷畜産」は、三浦半島産の高級和牛ブランド「横須賀ビーフ」を使用した加工食品「ソフト横須賀ビーフジャーキー」を完成させた。1月中旬から販売を開始する。
地元の農水産物を用いて新商品の開発に挑む中小企業を支援する「ふるさと名物応援事業」の制度を活用。国の補助で最新鋭の燻製機などを導入し、2年間の試作期間を経てようやく商品化にこぎ着けた。
和牛の旨みを凝縮した特製ジャーキーは、しっとりとしたソフトな食感が特長。「プレーン」「カレー」「BBQ」「猿島わかめ」の4種類を用意した。開発を主導した古敷谷孝二さんは味への自信をみせつつ、「おつまみとしてだけでなく、サラダやパスタに添えるなど料理にも応用できます」と話してくれた。
「横須賀ビーフ」の名付け親も実は孝二さんだ。生産者支援を目的にブランド化を進め、地域に定着させた。今回のビーフジャーキーも同様の考えで、観光客に土産品として持ち帰ってもらうことで、三浦半島の食材の魅力が広がることを期待している。
同商品は三春町の直営店、小川町のヨコスカミートマルシェ、若松町のYYポートで購入できる。
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