今年、市内では4474人が新たに成人の仲間入りを果たします。その中で、自分の道を走り出しているハタチの3人に、現在の思いや目指す将来を聞きました。
福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズ。「フラガール」の一員としてステージに立つ。逗葉高校卒業と同時に養成機関である常磐音楽舞踊学院の門をたたき、厳しい練習を乗り越えて一昨年夏にデビューを飾った。昼・夜の2回のステージ。その合間で次の舞台に向けた稽古の繰り返し。毎日が過ぎていくスピードに翻弄され気味だが、「満足感や充足感はそれ以上」と話した。
「憧れを仕事に」を実現させた。幼少の頃、家族旅行でこの地を訪れ、華やかなフラダンスショーに目を奪われた。中学3年生になると、両親を説得して横浜にあるフラ教室に通い始めるようになる。夢から逆算して、将来に備えた。
フラガールのステージは、フラダンスだけでない。タヒチアンダンスにイースター島の伝統舞踊と、シーズン毎に様々なテーマが用意される。先輩のようにできなくて、落ち込むこともあるが、「好きなことを思いっきりやれている。だから苦労や努力も前向きになれる」
初舞台の感動は今も脳裏に焼き付いている。「客席からいただいた温かい拍手が頑張る原動力」とうれしそうに微笑んだ。
1つ目の目標は家族や周囲のサポートで叶えることができた。次なる目標は、フラガールの花形であるソロダンサーを務めること。「これは自分自身の頑張りで勝ち取るしかない」と甘えを見せない。「成人の日」当日は、ステージで迎えるつもりだ。
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