横須賀市は環境省のモデル事業として、今月から水銀使用製品の拠点回収を始めている。水俣条約の締結に関連し、昨年末に「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が施行されたことを受けたもの。県内自治体としては初めての取り組み。これまで市では、不燃ごみとして収集していた。
対象は、水銀を用いた体温計・温度計・血圧計など、現状で使っていないもの(電子式は対象外)。拠点となる回収場所は、(一社)横須賀市薬剤師会の協力薬局72店舗。体温計については、緑色の回収ボックスを店頭に設置、温度計・血圧計等は窓口で対応する。また、市役所・各地区の行政センター、リサイクルプラザアイクル、保健所、南処理工場など15施設でも受け付けている。
モデル事業は今月末までだが、市では継続して拠点回収を行う方向。市担当者は「ケースや袋に入れてお持ちください」と話している。詳細は、資源循環推進課【電話】046・822・8469
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