市の景観樹木に指定されている北下浦小学校のけやきの樹の保護作業が16日、樹木医で組織するNPO団体の手を借りて行われた。樹齢100年を優に超えており、樹勢の衰えが目立つようになったため同校のPTAが依頼。保護者や地域に協力を呼び掛けて補修のための浄財を集めた。
高さ10m余りある樹木は表面上3本に見えるが、地中でつながっている。昭和25年の校庭整備で埋められてしまったため幹が隠れた状態になっている。根が窒息状態にあるため、今回の作業では深さ3mの穴を掘り空気を送り込んだほか、育ちをよくするための土壌改良も行われた。
子どもたちを見守り続けてきたシンボルツリー。検本深紀PTA会長は「『けやき基金』を創設して、地域の宝をこれからも大切にしていきたい」と述べた。
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