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高齢者の骨折 寝たきりになる危険も 取材協力/ゆたか整形外科
「高齢者が転倒すると約1割が骨折の危険があるとされ、特に股関節周囲骨折の場合は寝たきりになるリスクが高く、認知症や死亡率の悪化に繋がることも知られています」と、ゆたか整形外科の川名院長は話す。
データによると、お年寄りの転倒事故は、畳やフローリングで滑ったり、物にぶつかったり、階段から落ちるなど住宅内が約6割を占め、特に高齢者が骨折しやすいのは、肩・背骨・手首・股の4つの部位。中でも股関節(大腿骨)を骨折すると、痛みで歩けないために寝たきりになる可能性が高まるという。
骨折してしまった場合は手術による治療が主体になるが、骨折部位や状況により治療法は異なる。
川名院長は「高齢になると骨の強度が低下し、特に女性は骨粗鬆症にかかりやすいため、骨折する危険性が高まります。まずは生活環境を整理し転倒の要因を減らしたり、早期に適切な骨粗鬆症治療を行い骨質を高めて骨折を未然に防ぐ一方、もし骨折してしまった場合は、早期発見・治療が重要になるので、できるだけ早く専門医に診てもらってください」と話している。
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