田浦地域運営協議会では「里山歩き」をテーマにしたマップを作成し、先月から配布を始めている。
同協議会は、「まちの賑わいづくり」の一環として地域散策ツアーを実施。昨年3月は「長浦から田浦梅の里」、11月には「船越から田浦へ」と題したウォーキングを行った。同地域は東側に長浦港、西側は山に挟まれた地形で、山道を歩きながら海の景色を眺めることができる。
「里山歩きマップ」では、これらの特色を活かした散策コースを紹介。同協議会の委員が現地を調査し、4つのルートを選定。倒木などの安全確認も行った。例えば、安針塚駅から出発するコースでは、十三峠や開拓記念碑・のの字坂などを経由。健脚向けには、山道や階段の多い「船越神社から白赤稲荷社コース」を用意。同神社は50本近くの鳥居が並び、”異世界への入り口”とも呼ばれる知る人ぞ知る秘境スポットだ。
「地域内に長く住んでいても、知らない場所があった。今後は案内標識の整備なども進めたい」と委員の清水宏さん。同協議会では、今年度も里山歩きツアーを実施する予定だという。
発行は1600部。京急田浦駅・JR田浦駅、田浦行政センター、長浦コミュニティセンターで無料配布。詳細は同センター地域コミュニティ係【電話】046・861・4181
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