横須賀・鎌倉・逗子・三浦市と葉山町の4市1町が連携し、地域活性化などの行政課題について首長が意見を交わす「三浦半島サミット」。第8回会合が今月24日、三浦市民ホールで開かれた。
冒頭、前回会合後に新たに着手した実施項目が報告され、同サミットが公認したイベントや三浦半島広域観光における自主事業、県が進める「未病を改善する取り組み」の進捗状況などを確認。そのほか、三浦半島の自然環境保全・活用策として4市1町のホタルに関する情報をまとめたパンフレットを今後作成していく旨を紹介した。
続いて行われたプレゼンテーションでは、世界保健機関が提唱する高齢者に優しい都市づくり「エイジフレンドリーシティ」事業への参加(神奈川県)、地域が一体となって子どものいじめや不登校に寄り添える環境を整え、個性や能力を引き出す学びの場づくり(七里が丘こども若者支援研究所)の2提案があった。同サミットの会長を務める吉田雄人横須賀市長は、「これまで自然環境や防災、医療・介護など多分野で活動を広げてきたが、高齢者福祉や教育でも連携できたら」と総括した。
イタリアン×地産地消でPR
4市1町をはじめ、県、観光協会、鉄道会社で構成する「三浦半島観光連絡協議会」では食で地域の魅力を発信する「三浦半島はイタリア半島」と銘打ったキャンペーンを展開している。
イタリア国旗の緑・白・赤、フラッグポールの黒色を各市町のテーマカラーに、飲食店が地場食材を使ったイタリア料理を考案=写真。横須賀市内では15の店で黒を基調としたピザ「よこすかピッツア・ブラック」が提供されている。
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