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リウマチ 早期の治療が効果に繋がる 取材協力／ゆたか整形外科
「日本の関節リウマチの患者さんは、一説によると１００万人ともいわれ、毎年約１万５０００人が発症しています」と、ゆたか整形外科の川名院長。
関節や関節の周囲の骨、腱、筋肉等に痛みが起きる病気の総称をリウマチと呼んでおり、一般的には「関節リウマチ」を指す。30〜50歳代での発症が多く、特に女性に起こりやすい。
免疫異常により、主に手足の関節が腫れたり痛み、進行すると関節が破壊され動かせなくなり、日常生活が大きく制限される。炎症は全身の関節だけでなく、目や肺等の関節外に拡がる例もある。
かかり始めは、熱っぽさやだるさ、食欲がない等の症状が続き、朝方に関節の周囲がこわばることも。手指や足趾などの小関節が腫れることが多いが、手首や肘、肩、足首、膝 、股関節などの大関節に症状が現れることもある。
川名院長は「近年は有効な抗リウマチ薬や生物学的製剤が開発されており、早期に診断し、まだ関節破壊が進行する前の段階から、適応に応じてこれらの薬を積極的に使うことで治療効果が上がっています。異常を感じたら早期の受診を」と話している。
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