横須賀版 掲載号:2017年8月4日号

「ワールドゲームズ2017」のフィールドアーチェリーで銅メダルを獲得した

大貫 渉さん

浦郷町在住 23歳

五輪の「的」に狙い定め

 ○…「足が震えるくらい緊張した。その中で自分のペースを保てたことが最大の収穫」。”第2の五輪”と呼ばれる世界大会での表彰台。銅メダルを手に、充実の表情を見せた。

 ○…父親に誘われ、花の国アーチェリー場に足を踏み入れたのは小学5年生の頃。「純粋に、的(まと)に当たるのが嬉しかった」。競技として力を入れるようになったのは高校に入ってから。全国大会で好成績を上げ、「気付くと、アーチェリーから離れられなくなっていた」。立教大学に進学し、名門の洋弓部へ。往復4時間の通学、「体育会の部活動についていけるか」と不安もあったが、周囲と切磋琢磨し、集中して弓を射れる環境が自分に合っていた。学生選手として集大成の昨年、モンゴルでの世界大会に出場し、「代表ユニフォームの重みを感じた。だからこそ、これを背負って結果を残したい」。”世界”での活躍を、より強く意識するようになった。

 ○…選手として波に乗る中、立ちはだかったのが卒業後の進路。「競技を続けて五輪を目指す」と心に決めたものの、就職活動に出遅れ、焦りもあった。アスリートを支援する企業関係者を前に自己PRを行い、実業団からも誘いはあったが、「両立のイメージが描けなかった」。悩んだ末、既にスポーツ選手を雇用していた市内のガス会社に直談判。「五輪で金、一緒に夢を見よう」と励まされた。「横須賀から世界へという熱意が伝わった」。4月に入社して4カ月。営業で外回りにも同行する。学生時代は、練習と学業でアルバイトもできなかった。働くことの責任を感じながら、新たな環境でスタートを切った。

 ○…「コンディションにあまり左右されないのが強み」―そう自己分析する言葉も明瞭、実直な人柄をのぞかせる。技術に加え精神面での強さが求められる中で、その堅実さと安定感を発揮したのが今大会。経験と自信を糧に、五輪への階段を着実に上っていく。

関連記事powered by weblio


横須賀版の人物風土記最新6件

池井 将さん

「しずくちゃんを救う会」代表で、海外での心臓移植の支援活動を展開する

池井 将さん

7月28日号

長谷川 ひろみさん

「ジャパンエキスポ・パリ2017」で書道パフォーマンスを行った

長谷川 ひろみさん

7月21日号

金満 梨々那(りりな)さん

「侍ジャパン女子代表」として第1回 BFA 女子野球アジアカップに臨む

金満 梨々那(りりな)さん

7月14日号

中島 美佐子さん

女性起業家を支援する「ビジネスサポート財団」を設立した

中島 美佐子さん

7月7日号

上地 克明さん

横須賀市の新市長に就任する

上地 克明さん

6月30日号

石坂 友宏さん

「神奈川県アマチュアゴルフ選手権大会(ジュニアの部15〜17歳)」で優勝した

石坂 友宏さん

6月23日号

横須賀版の関連リンク

あっとほーむデスク

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2017年8月18日号

お問い合わせ

外部リンク

メール版タウンニュース

ライブカフェミッシェル

タウンニュースホール

ケータイ版タウンニュース

ケータイで左のQRコードを読み取るか以下のURLを入力してください。

http://www.townnews.co.jp/m/