横須賀版 掲載号:2017年8月25日号
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ザリガニ・コイ調理次第で食べて考える「外来生物」期間限定の食堂オープン

経済

バジルで香り付けした「ザリガニのジェノバ風」
バジルで香り付けした「ザリガニのジェノバ風」
 日本の生態系を壊す厄介者の外来生物を考える機会として、三浦半島の環境保全に取り組む生物資源化学博士の天白牧夫さん(阿部倉在住)が期間限定の食堂を汐入駅近くにオープンした。

 2カ月間の開設にちなんで店名は「ふたTSUKI」。特定外来生物に指定され、水生生物や水草を根こそぎ食べてしまうアメリカザリガニやコイを美味しく調理して、メニューの一つとして提供している。

 外来生物の被害は全国的に広がっている。貴重な動植物を捕食してしまうアライグマやハクビシン、タイワンリスは地域でも個体数が増加傾向にあるという。アメリカザリガニも爆発的な繁殖力で生態系に悪影響を与えており、対策が必要となっている。天白さんはNPO法人「三浦半島生物多様性保全」の代表も務めており、自治体からの依頼でこれらの外来生物の駆除を行っている。

 天白さんの食堂では、ザリガニをバジルソースで炒めた「ジェノバ風」、コイの切り身を具材にした「麻婆鯉」が味わえる。特有の臭みを消すために、味や香り付けでひと工夫。「ザリガニは小ぶりの海老のような食感。コイは小骨が気になるが、身は柔らかく白身魚のよう」だという。 

 いわゆる”ゲテモノ”を食材として普及させることを目的としていない。外来生物に対する問題提起が狙いだ。「目に触れることで考えるきっかけになればいい」と天白さん。  食堂では無農薬栽培野菜の販売や自家製の甘酒、梅酒を提供。くり、くわなどの雑木から作る「べえら茶」などの変わり種もある。

 営業は火・木・日曜日の午後6時から11時。10月中旬まで。問い合わせは【携帯電話】070・5563・5190

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