三浦半島のデザイナー・クリエイターが中心となって、おしゃれさを前面に打ち出したまちフェス「Yokosuka Sunday Street」を11月5日(日)に実施する。横須賀中央・千日通りの一角を歩行者天国にして開放、三浦半島の食材を扱うマルシェやローカルフードを扱う飲食ブースで通りを埋め尽くす。古着や古本、中古レコードなどもならべ、さながらパリの蚤の市のような雰囲気をつくりだしていく。
クリエイティブの地産地消
これまでの商店街イベントとは一線を画すユニークさで集客を図る。通りの中央にDJブースを設置。フジロックやグリーンルームフェスに出演する仲山慶氏ほか横須賀で活動するDJたちが、雰囲気に合わせたBGMをセレクトしながら心地よい空間をつくりだしていく。子どもたちが楽しめるワークショップも用意する。
横須賀中央では、店を閉じる経営者が増えており、空洞化に歯止めがかからない。一時代を築いた老舗店もここ数カ月間で相次いで姿を消しており、関係者は危機感を募らせている。こうした中で、普段は商店街の外側にいるデザイナーやクリエイターによるまち活性の提案に期待を寄せる向きは大きい。
イベントを仕掛けるサンデイストリート実行委員会は、地元で活動するWEB事業者やグラフィックデザイナーなどで組織。彼らのアートワークを披露する場にもしていく。地元の事業者と接点を持つことで、「デザイン・クリエイテイブの地産地消」を推進したい考えだ。
運営費ネットで募る
同実行委員会では、会場演出のための費用やフェスの一体感を生み出すオリジナルTシャツを作成するための資金集めとしてクラウドファウンディングをスタートさせた。特典として協賛企業や商店の名刺、フライヤー、パンフレットの製作を手掛けるという。
クラウドファンディングはWEBサービス「Makuake」【URL】https://www.makuake.com/project/sundays/
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