今月11日(土)・12日(日)に三笠公園で催される「よこすか産業まつり」に、こども起業体験のブースが設けられる。ヨコスカバレー構想実現委員会が企画したもので、中学生5人・高校生4人の計9人が2つのチームに分かれて、飲食店を運営する。
事業に着手したのは10月。公募で集まった中高生はまず、内容や販売プランなどのビジネスアイデアを立てて事業計画を作成。費用はクラウドファンディングで賄っており、投資家役にプレゼンテーション行い、来店ターゲットや企画意図などの質問から、計画を練り直す場面もあった。その後、市内の行政書士のサポートを受けて、おでん販売の「ほかほかおでん株式会社」と、焼き餅を売る「おもっちー株式会社」を疑似的に”登記”。会社を立ち上げとなった。
2日間の販売終了後は「損益計算書」「貸借対照表」などの決算書類を作成し、株主総会を開いて出資者に分配。会社を解散し、プログラム終了となる。
当日のブースは89・90。「どのような売り方がいいのか」など、その場の動向などからの学びも多く、「事業計画から販売結果までを実際に体験することを通じて、横須賀のこどもたちの生きる力を育みたい」とバレー担当者は話している。
市内事業者PRの場
産業まつりは市内の企業や団体約120が出展。製品やサービスPRのほか、飲食ブースも多数用意。抽選会もある。屋外ステージでは米海軍第7艦隊音楽隊(11日)のほか、市内の高校ダンス部、フラダンスグループなどが出演する。荒天の場合中止、両日とも午前9時から。
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