長井海の手公園「ソレイユの丘」で建設が進められていた大型遊具の完成が間近だ。設置者の横須賀市は3月12日(土)からの一般利用を発表しており、同日午前10時にオープニングセレモニーを行う。遊具の名称は公募で「ソレイユ☆パイレーツ」に決定。同公園の新シンボルとして定着させ、子育て世代の集客促進につなげる考えだ。
全長約28メートル、高さ7メートルの新遊具は、子育て環境の充実を掲げる市が約1億円の費用を投じて整備。海賊船をイメージさせるつくりとなっている。名称の「ソレイユ☆パイレーツ」は昨秋に公募を行い、約900件の中から選ばれた。
デッキ下に円形の弾むネット遊具が配置されているほか、各種の滑り台が4カ所、船内遊具も20カ所以上と盛りだくさん。上階からは相模湾も一望できる。利用は無料だ。公園内のレストランや売店では、パイレーツにちなんだ新メニューなども提供していく。
次年度は「キャンプ場」整備
市は新年度当初予算案で、同公園内に車で乗り入れることができるオートキャンプ場を設置する計画を盛り込んだ。整備費として約8884万円を計上している。
現在、パターゴルフ場となっている海側のスペースなどにバンガロー5棟、テントサイトを最大で35区画設置する。家族連れからベテランキャンパーまでが楽しめる施設とする方向で、幅広い層の公園利用を促す。28年度中に整備事業に着手し、29年度の供用開始をめざす。完成すれば三浦半島初のオートキャンプ場が誕生する。
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