スーパーマーケット事業を県下と東京で展開している株式会社エイヴイ(本社=平成町)が、くりはま花の国に隣接する土地を取得している。1月から既存の建物の解体工事に着手しているが、今後の土地活用方針は未定だという。
エイヴイが取得している土地は神明町1の42。1995年から日清オイリオグループ株式会社の研究所として使用されてきたが、昨年末に横浜市磯子区に移転集約している。現在は建物の解体工事が行われており、3月末までの予定。現地の工事案内看板には「エイビイ久里浜店用地」の文字もあるが、担当者は「工事終了後の土壌汚染の調査結果などを見ながら、活用方法を今後検討していきたい」と話しており、店舗とするかなど具体的な方針は現時点で固まっていないという。
エイヴイは昨年10月、同業種で関東圏に約150店舖を展開する株式会社ヤオコー(埼玉県)の子会社になることを発表している。4月から傘下に入るが、神明町の土地利用に関してはエイヴイの判断で進めていくという。
地元も関心
既にイオンやヨークマートがある周辺地域の反応は様々だ。久里浜商店会協同組合の森下守久理事長は「地域住民の買い物利便は更に高まるが、商店街の立場としてはこれ以上の大型店舗開設は苦しいところがある」と胸の内を明かした。一方で地元に精通する不動産会社は「久里浜地域には既にスーパーが林立しており、立地も良いとは言えない。別の方法で活用する可能性が高い」と推測している。
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