24年ぶりの国内開催となった「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会」が16日に最終日を迎え、6日間の”風の祭典”に幕を下ろした。大会会場となった津久井浜海岸には、世界レベルのウインドサーフィンを一目見ようと、のべ3万3千人の観衆が詰めかけた。総勢90人の選手が参加した戦いは、待望の風が13日の午後から吹き上がり、男女ともに1レースのみ成立。だが、世界の壁は高かった。圧倒的なスピードと技量に翻弄され、国内勢は男子の合志明倫選手が31位、女子は鈴木文子選手の8位が最高位だった。
期間中は、さながら祭りのような盛り上がり。飲食店のブースには長蛇の列ができ、海軍カレーなどの地元グルメや横須賀野菜の販売などが人気を集めた。
大会運営を支えるボランティアの活躍も光った。揃いのジャンパーを着込んで観客誘導に奔走、高校生が海外選手の通訳を務める場面もあり、イベントを陰から支えた。中心的な役割を務めた芦澤雄一さんは、「地域活性・交流の場となった。来年以降の継続を期待したい」と感想を話した。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>