(PR)
肩こり 冷房とうまい付き合いを 取材協力/ゆたか整形外科
「『熱中症が危険とわかっていても、冷房を入れると身体が痛くなるので入れない』という高齢者が多いですが、原因と対策を理解してうまく調整することが大事です」と、ゆたか整形外科の川名院長は話す。
冷房により身体が冷えて症状が悪化する代表的な症状に、「肩こり」がある。
デスクワークなどの長時間同じ姿勢での作業、猫背などの姿勢の悪さ、運動不足、ストレスなどにより、首の筋肉が持続的に緊張し血流障害を起こし、首から肩・背中にかけて張りや痛みがでる。頭痛や吐き気を伴うこともある。
冷たい風に当たり続けると寒さにより筋肉が緊張し、血行がさらに悪くなることで症状を悪化させる。また、体温調節を行う自律神経は急激な気温変化に対応できず、自律神経失調症のような症状が出ることもあるという。
川名院長は「近年のヒートアイランド現象に伴い、熱中症予防にエアコンは必要と考えます。設定温度を高めに時間も調整し、首や肩に直接冷たい風を当てないようにしましょう。医師の診断も受けるようにしてください」と話している。
|
|
|
|
|
|