貝がらホールで『海のちから展』 アートギャラリーとして定着へ
市の下町・城ヶ島地区活性化事業の第1事業として昨秋リニューアルされた三崎西銀座の貝がらホール。順次こけら落としイベントが企画されており、3月19日(土)からは地元画家らによる『海のちから展』が開催されるほか、落語会も予定。アートギャラリーとしての定着が図られつつある。
貝がらホールは、市全体の来遊客の増加と、産直センター「うらり」周辺に集中している同客を下町・城ヶ島地区に回遊させることで地域の活性化を実現させようという趣旨に則った民間事業者からの提案に対し、市が支援する同地区活性化事業の第1事業として、それまで集会や休憩場所としての使用のみだったものを、アートギャラリーとして利用できるように改修したもの。
昨秋リニューアルオープンし、以来「写真展」や「手縫い昨品展」「短歌展」と順次こけら落としの企画が開催され、身近に芸術に触れられる場として順調に定着化が進んでいる。
次回は、3月19日(土)から29日(火)まで『海のちから展』が開催される(関連記事=人物風土記)。24日(木)のみ休館。午前11時から午後5時。
同展は、東京都生まれで現在横須賀市秋谷に在住の画家・宮崎眞弓氏を中心に、同氏の出身である日本大学芸術学部美術学科の同窓の作家6人の作品、計30から40点を展示する(販売あり)。
同氏は、モダンアート展入選のほか、銀座のスルガ台画廊で13回にわたり個展を開催。対象物の中に入り込んだ潜在意識の中で生まれる風景画を描き、海をモチーフにした「海響」シリーズなどがある。
そのほかの作家は、茅ヶ崎在住で風景画の岡田良記氏、新協美術会会員で風景画家の斎藤栄一氏、鎌倉在住で版画家の佐藤逸平氏、横浜市緑区在住で具象画の高瀬明子氏、小学校教諭で抽象画の田中秀樹氏、水をテーマにした抽象画の橋本憲治氏。
同展に関する問合せは、【携帯電話】090(7011)9116宮崎さんまで。
3/26(土)には落語も
『海のちから展』を開催中の3月26日(土)には、同ホールで『ザ・貝がら寄せ/桂歌助 落語vol・1』も開催される。
同ホール初の落語企画に、桂歌丸師匠の二番弟子で真打ちの桂歌助さんが登場する。歌助さんは、今後も三浦で定期的に同会を開いていきたいと話している。
午後5時30分開場・6時開演。入場料はお茶付きで2000円。
チケット販売と問合せは、【電話】046(882)1680ミサキプレッソ(三崎銀座商店街・水曜定休)まで。
|
|
|
|
|
|