三浦版 掲載号:2011年9月9日号

県立YMCA三浦ふれあいの村の所長を務める

森田 義彦さん

鎌倉市在住 55歳

”感じる心”を育てたい

 ○…平成18年に(財)横浜YMCAが県立三浦ふれあいの村の指定管理者になったのと同時に所長に就任した。海のロケーションを活かし、宿泊しながらのシーカヤックやヨットなどの体験を通して、小・中学生らを中心としたふれあい教育を実践している。「1つのプログラムを通じて、協力することや支え合うということを子どもたちに感じとってほしい」と、真剣な中にも優しい眼差し。

 ○…30年前に厚木のYMCAに就職。社会教育の括りの中で学校教育とは違った教育形態に興味を持ったといい、「限られた時間での発信において、子どもたちにあるべき姿を提案できるのが魅力」と話す。言葉は難しいが、単純に子どもが好きということが表情から伝わる。今は、宿泊型野外教育施設ながらリピートがあること、また、以前体験に来た子どもたちが成長し、ボランティアとして協力してくれていることが最も嬉しいと笑顔だ。

 ○…長男・長女はすでに成人し独立。現在は奥さんと二人暮らし。東京で生まれ、子ども時代を過ごし、大学で横浜へ。以来ずっと県内に。子どもの頃から遊びまわって活発で、スポーツも大好きだった。そんなことから仕事以外では特にここ最近は、男女のサッカー観戦に夢中のようだ。

 ○…今後の施設の存在価値・運営について3点を上げる。一つは震災・津波の発生をうけ、同施設は海に近く、また最近三浦半島の断層群が話題になっており、逆にその環境下で改めて防災シミュレーションの意識づけに役立ちたい。2つ目は、現在行なわれている年間を通して定期的に子どもたちが自分や友だちの命を大事に思うことを学ぶプログラム「マリンクラブ」のさらなる充実。そして、何よりも地域との協力とし、「食育プログラムを通して三浦の農産物・海産物のよさをアピールすることで、地元の方にもっと認知してもらえるようにしたい」と、最後は熱く語った。
 

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