三浦半島最大の弥生集落 赤坂遺跡を知る講演会
初声町三戸にある「赤坂遺跡」は、三浦半島最大の弥生集落で、半島南部において農耕社会が最初に確立された集落との評価をうけている。昭和52年に第1次の調査を開始して以来24次の調査を数え、大型の竪穴住居跡や墳墓などの遺構のほか多種多様の遺物が発見されている。
これまでの調査で同遺跡の重要性が認められ、今年3月8日に遺跡の中心部にあたる4708・86平方メートルが、国の史跡指定として告示された。
今回、同指定を記念した講演会が、11月3日(祝)に初声市民センター講堂で開催される。午後1時30分から3時30分。
主催は、市教育委員会・市文化財保護委員会。協力/赤坂遺跡調査団。
当日は、同調査団の団長を務める中村勉氏を講師に招き、『赤坂遺跡〜掘り出された三浦半島最大の弥生集落〜』をテーマに話を聴き、同遺跡の重要性について理解と認識を高めるとともに、遺跡の保存啓発を図っていく。
また、会場内にはこれまでの発掘調査による出土品も展示される。
参加は三浦市民のほか他市町村在住者も可能で、無料。ただし、先着100人。
申込みは、電話または直接、市生涯学習課【電話】046・882・1111内線412へ。問合せも同。
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