復興の狼煙(のろし)ポスターも展示 明後日20日(日)に みうら市民まつり
『平成23年度みうら市民まつり』が、11月20日(日)に潮風アリーナ周辺を会場に開催される。今年は、震災の被災地の人々が前向きなメッセージとともに登場する「復興の狼煙(のろし)」ポスターが約50枚展示されるほか、昨年初めて取り入れられた新スタイルのオープンマーケット「三浦丸ごとマルシェ」や「三浦サウンドウェーブ」を引き続き実施。復活した「市民フリーマーケット」も行なわれる。
回を重ねるごとに新たな内容が加わり賑いをみせている『みうら市民まつり』が、今年も「食べて、買って、観て、聴いて、楽しく参加しよう」をキャッチフレーズに、明後日20日(日)の午前10時から午後3時まで、潮風アリーナと初声市民センターを会場に実施される。
同まつりは、市民の自主企画事業を中心に、幅広い世代が交流することにより地元が一体となる催しを目指して企画されている。
見た人の想いが復興につながる
今年度は、特に「復興の狼煙」プロジェクトのポスターが展示されることが急遽決まり注目を集めている。
同プロジェクトは、震災後「沿岸部の人たちに何かできないか」と、岩手県盛岡市の広告会社の男性とその同僚の有志、そして都内在住のカメラマンが協力し、瓦礫の町や避難所にいる釜石市の市民の写真に前向きなコピーをつけたポスターを製作。これを見た人が「自分も一生懸命やろう」と思ってくれることが復興につながると考え、多くの企業や団体の協賛を得て増刷し同県内を中心に貼ったり、ネット上で公開したもの。
「感動した」という反響が大きく、販売もし、収益は義援金に充てられている。また、現在は陸前高田市や大船渡市、大槌町などの市民が写ったポスターも加えられており、今回会場内に約50点が展示される。
昨年大好評のライブやフリマも
昨年度取り入れられた新スタイルのオープンマーケット「三浦丸ごとマルシェ@初声市民センター」と野外ライブ「三浦サウンドウェーブ」を今年も実施。丸ごとマルシェは、市内の自慢の逸品グルメが一堂に。さらに、子どもから大人まで楽しめる遊びや体験コーナーも設けられる。一方の「サウンドウェーブ」は、お祭広場内にステージを設置し、アマチュアミュージシャンによる熱いパフォーマンスが展開される。
昨年復活した「市民フリーマーケット」も、メインアリーナ内で行なわれる。
さらに会場内では、まちづくりのための「景観ワークショップ」の報告会のほか、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会にチャレンジできるスタンプラリー等も実施される(参加賞あり)。
美味いものも勢ぞろい
アリーナ内メインステージには、多くの団体が登場。おなじみの県警察音楽隊カラーガード隊による迫力の演奏とパフォーマンスや三浦幼稚園園児による元気で楽しい団体演技、市内で活動する各団体による和太鼓の勇壮な演奏や華やかなフラダンスなど、日ごろの練習の成果を披露。1日中楽しめる内容になっている。
また、旨いもの屋台には、定番となった「まぐろラーメン」や「トロチマキ」「とろまん」など三浦のグルメアイテムが勢ぞろい。三崎のマグロや採れたて農産物など、三浦市地場産品協議会が中心となって旬の地場産品もお買い得価格で販売される。
なお、市内在住のイラストレーター・夏のかおりさんのイラストが、同まつりのポスターやホームページに採用されている(関連記事=中面・人物風土記)。
問合せは、市協働推進課【電話】046・882・1111内線313まで。
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