熱中症に注意 市、予防を呼びかけ
市健康づくり課では、熱中症への注意を呼び掛けている。
「車内に放置された子どもが重体」「農作業中に倒れた」「運動後に気分が悪くなった」など、熱中症で病院に搬送されるケースが例年発生している。通常人間の体は、暑い時は汗をかいて体温調整し環境に適応しようとするが、高温環境下では汗によって水分や塩分が失われ、筋肉のけいれんや失神などを引き起こし体温が著しく上昇する。このような状態が熱中症で、死に至るケースもあるという。
熱中症になりやすい条件として、環境面では気温や湿度が高い時や照り返しが強い等の時。場所は、運動場や体育館、閉め切った車内や室内など。そして高齢者や子ども、普段から運動をしていない人などが熱中症になりやすい人と言われている。
予防策としては、【1】温度計を部屋の見える位置に設置し、室温が28度を超えないようにする【2】早め早めの水分補給【3】通気性の良い吸湿・速乾素材の服装を選択し環境条件に応じてウェアの着脱を適切にする、等がある。
市は「熱中症を正しく理解し、予防に努めてほしい。万が一熱中症を疑った時は、涼しい所へ避難し、体を冷やすこと。早めの応急処置を行い対処してほしい」と呼び掛けている。
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