商工会議所 ご当地キャラに名前を 締切は８月３１日（金）
デビューを控えている新キャラクター
商工会議所では現在、10月にデビューする新ご当地キャラクターの名称を募集している。キャラクターはマグロをベースにしたもので、身につけているもの全てが三浦市にちなんだもの。今後は、キャラクターとともにイベントなどで三浦市をアピールしていく方針だ。
名称を募集しているキャラクターは、かつての武家三浦一族の鎧を装着、靴は長靴で刀の代わりには大根をさしている。また、頭にはまぐろラーメンにちなんだ丼をかぶるなど、上から下まで全てが三浦市一色だ。キャラクターは、三浦一族の鎧を着ることで、陸に上がれるようになったまぐろという設定。出身地は三崎漁港。誕生日は10月10日のまぐろの日。趣味は市内の祭りやイベントを見に行くことだ。
元となったイラストを作成したのは、三崎郵便局に務める新倉佳奈子さん。新倉さんが務める三崎郵便局が市内のイベントで子どもたちを対象にしたご当地キャラクターの絵のワークショップを企画。新倉さんは子どもたちにイメージしやすいようにと見本を描いたのが今回のキャラクターの元となったイラストだ。
会議所では、今まであったキャラの老朽化に伴い新しいご当地キャラクターの制作企画が持ち上がっていた。偶然新倉さんのイラストが担当者の目にとまり使用を打診、快諾を得た。キャラクターは、着ぐるみとして使用することも考慮し多少アレンジが加えられ今回のデザインとなった。「新倉さんの作品はまさに三浦市を表したものだった。理想のキャラクター」と会議所担当者は振り返る。新倉さんは「まさか自分の描いたキャラクターが使われることになるとは驚きと嬉しさでいっぱい。まさに三浦市に関連のあるものを盛り込んでみた。このキャラクターが活性化の役に立てればうれしい」と話す。新倉さんは美術大学大学院出身で、現在も個展を開くなど活動している。
募集締切は、８月31日（金）。９月上旬に審査が行われ、10月10日（水）に会議所のホームページで最優秀賞1名、優秀賞が発表される。詳細は会議所ホームページを参照。
問い合わせは【電話】０４６・８８１・５１１１三浦商工会議所。
原画を手にする新倉さん
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