患者に音楽をプレゼント 市立病院でコンサート
三浦市立病院内で8月4日、ロビーコンサートが開かれた。これは、入院中の患者に少しでも楽しんでもらうと市民等の協力で開かれているもの。三浦市ゆかりの演奏家と初声小学校児童や市民のほか、姉妹都市須坂市から参加した人たちが華麗な演奏を披露、ロビーに集まった患者らはミニ音楽祭を満喫した。
コンサートはまず、植坂紀久子さんや蒔田いくりさん(初声小)、鈴木ちな海さん(同小)、島崎夏帆さん(同小)などによる「愛の喜び」や「ソナチネ」、「アベ・マリア」他のピアノ演奏や連弾が披露された。そして、須坂市から参加した、兄弟3人組などによる「ぷれじーるカルテット(ヴァイオリン・チェロ・ピアノ)」は、モーツアルトやバッハの曲を演奏。共に演奏終了後、会場内から大きな拍手が贈られた。
そして最後に登場したのは三浦市出身でドイツで活躍しているトランペット奏者の高見信行さん。高見さんは小さい頃、喘息で同病院に看てもらったことがあったという縁も語られた。演奏は、「テ・デーム」、「トランペット吹きの休日」、NHK朝のテレビ小説ちりとてちんより「ひとりじゃないよ」他、幅広いジャンルの音楽をトランペットで披露。コンサートに集まった患者は、音楽に合わせて体を動かし、リズムを取ったりメロディーを口ずさむなどして楽しんでいた。
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