神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2012年10月19日 エリアトップへ

「三浦の夕陽を観る会」の会長を務める 鈴木 教夫さん 初声町在住 79歳

公開:2012年10月19日

  • LINE
  • hatena

こだわりが生む一枚

 ○…撮影ポイントを見つけてもすぐシャッターを切るのではなく、構図を頭の中に描き、最大限に生かす絵を考える。時には、数時間待つことも。綺麗なものを写すだけではない。風景写真ひとつにしても、時には道路沿いに立ち並ぶ電柱をあえて入れることで、立体感を演出する。作品には必ず「プラスα」が存在する。平坦な写真は撮らないこだわりを持つ。

 ○…写真を趣味にして約50年。学生時代にカメラ店でアルバイトをしたのがきっかけ。当時は白黒写真。専用の薬液に浸すと浮き出てくる画像に興味を持った。サラリーマンをやりながら趣味として写真を撮り続けてきた。40年前、富士山に魅せられ、一番美しく見える三浦市内に家を構えた。趣味だけではなく、写真を通して三浦の良い所を見つけ、悪いところを直すという「三浦のステキな景観探しワークショップ」に参加し活動したことも。活動の幅を広げてきた。

 ○…「市内から見る夕日の美しさに感動した」。この感動が、同会を立ち上げるきっかけとなった。仲間はすぐに集まった。「純粋に写真が好きな人の集まり。皆、和気あいあいとしている」と笑う。11月11日に第5回撮影会を実施する。「三戸海岸付近の夕日を撮影する予定。良い絵が撮れると思う」と期待する。

 ○…今は、富士山と夕日のコラボレーションにこだわる。富士山頂に太陽が重なるダイヤモンド富士。氏はこれをゴールデン富士と呼ぶ。「ダイヤモンドのようになるのは寒い時期限定。しかも朝日が条件。三浦半島からは富士山頂に太陽が掛かるのは夕方。しかも4月と8月限定なので、海面から出る水蒸気でダイヤにならない。代わりに黄金に輝くから」。作品も多い。だが、毎回撮れるとは限らない。気象条件で左右される。「自然のことなので、ダメな時もある。これも写真の楽しみ。撮れた時の喜びは大きい」と満面の笑顔を見せた。
 

三浦版の人物風土記最新6

高橋 洋平さん

三浦商工会議所青年部(三浦YEG)の新会長を務める

高橋 洋平さん

岬陽町在住 41歳

4月12日

中沢 周二さん

エアースポーツガン(エアガン)シューティング競技会を市内で初開催する

中沢 周二さん

上宮田在住 58歳

3月29日

山内 雄己さん

潮風スポーツ公園・潮風アリーナの施設長を務める

山内 雄己さん

入江在勤 42歳

3月15日

ブル松原さん(本名:松原 実)

デビュー45周年を迎えたプロシンガーで、地元でも活動を始めた

ブル松原さん(本名:松原 実)

栄町在住 73歳

3月1日

藤井 伸行さん

「フレンドリーみうら」の代表で、今月初のセミナーと交流会を開く

藤井 伸行さん

岬陽町在勤 40歳

2月16日

森田 喜一さん

「ビキニ被災70周年・三浦市民集会」の実行委員長を務める

森田 喜一さん

栄町在住 89歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook