維持すべきが多数 風致地区アンケート
三浦市はこのほど風致地区に関する市民からのアンケート結果をまとめた。5つの風致地区すべてで、区域や規制内容は維持するべきという回答が多数を占めた。
風致地区とは、良好な自然環境を保持している区域や史跡、神社仏閣がある区域、良好な住環境を維持している区域等を対象に、都市計画で定められた地区。市内の風致区域は、1955年代までに下浦海岸、松輪・毘沙門、城ケ島、油壺、黒崎の5つの地区が指定された。
指定から50年以上が経過、風致地区を取り巻く環境は大きく変化している今、市は同地区の見直しに関する取り組みを開始。このアンケートは、取り組むにあたり風致地区に住む市民を対象に意見をもらおうと行われた。回収数は759通(回収率は27・2%)。
風致地区の是非について、良い点では「建物の高さの基準により採光、通風、開放性等が確保されること」が一番多かった。悪い点では「建築物等の建築計画にあたり自由度がなくなる」を一番多くあげている。
商業系、住居系、市街化調整区域の各地域や区域における今後の風致地区のあり方については、5つの地区全てで、区域や規制内容は維持すべきという回答が一番多かった。
廃止すべきという声も、各地区約20から30%近くあった。
アンケート結果の詳細は市のホームページで見ることができる。問い合わせは市計画整備課【電話】046・882・1111まで。
御朱印集めて開運祈願4月20日 |
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