三崎臨海実験所 貴重な海洋生物を紹介 ７月６日 展示室を一般公開
一般公開される同実験所の展示室
三浦市三崎町にある東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所（三崎臨海実験所）は、海洋教育のための展示室を７月６日（土）、一般公開する。
同実験所は、２０１２年3月に三浦市と連携協定を締結し、その一環として同展示室を開設した。
その後、展示室の整備などを支援する「東大三崎臨海実験所サポーターの会」を設立し、三浦市民の協力のもと見学の受け入れ準備を進めていた。
展示室には、同実験所の歴史紹介や三浦近海に住む海洋生物の写真などが展示されるほか、関係者による展示品の解説も行われる。また、大実習室では三浦の海洋生物の解説も行われる。
参加費は無料。事前の申し込みも不要。同実験所では「三浦の名前が付いた生き物ほか、貴重な写真を多数展示している。三浦近海に住む海洋生物をはじめ、歴史的な生物の紹介もある」と話している。
公開時間は午後2時30分から４時。交通は、京浜急行三崎口駅から京急バス（三４系統）乗車15分、終点「油壺」バス停下車徒歩２〜3分。駐車場はないので公共交通機関の利用を。住所は三浦市三崎町小網代１０２４問い合わせは【電話】０４６・８８１・４１０５（平日午前10時から午後４時30分）。詳細は同実験所のホームページを参照。
三崎臨海実験所／三浦半島の西南端に位置する研究施設。１８８６年（明治19年）に日本で初の臨海実験所として設立、２０１３年で創立１２７周年を迎えた。世界でも豊かな生物を有する相模湾に面し、豊富な種類の海産生物を対象とした様々な研究と教育活動を行っている。
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