三浦市 東大生が市史編纂 市の業務を体験
東京大学に通う篠原愛海さん(21・文学部歴史文化学科)が先月22日から9月4日まで、三浦市役所で市の歴史をまとめる作業を行った。
これは、東京大学が学生に多種多様な経験を積んでもらおうと実施しているもので、三崎の同大学三崎臨海実験所と連携している三浦市も協力した。
「地方行政に興味があった」と篠原さん。仕事は市報の歩み編集業務。過去の市報から、興味のある分野をピックアップして、その歴史や移り変わりについて独自の考察・所見を加え提言を行う。
篠原さんは、パソコンや図書館で過去の市報や資料を取り寄せ作業に集中する。「市報を読み込んでいくと、三浦には、隠された面白さが多くあると感じた。イベントも多く、地域活動の勢いを感じる」と話していた。
9月16日からは、街の活性化に向け取り組む市民活動などを体験するために、同大学から新たな学生が来る予定。
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