三浦市社協 福祉・生活相談窓口を開設 三浦海岸駅前に「はにかみ屋」
三浦市社会福祉協議会は、福祉に関する相談窓口「はにかみ屋」を15日、三浦海岸駅前に開設した。高齢者介護や障がい者の自立支援、ボランティアなどの市民活動、生活困窮者支援など福祉や生活相談に応じる。
従来市社協の窓口は、引橋交差点の総合福祉センターと市民病院前にある地域福祉センターの2か所だった。南下浦地区に住む高齢者や障がい者にとっては距離も遠く不便だったため、今回の開設で利便性向上に繋がると歓迎の声が上がっている。
明るく笑顔で接することをテーマに、名づけられた「はにかみ屋」。敷居を高くせず、気軽に立ち寄ってもらえるような存在になることをコンセプトに開設された。
部屋は、通常の相談スペースのほかに、プライバシーに配慮した個別に受け付けるスペースを完備。2人の職員が常駐する。専門的な問題解決を必要とする案件には、後日専門家が対応する。また、各種相談のほか、ボランティア保険の加入や助成金の申請、市内地域作業所製品の受託販売等も行われるほか、6月から隔月で無料法律相談会も実施される。
15日の式典には吉田英男市長が出席し「ここから福祉の情報が市民に広く届くことを願う」と期待を寄せた。
担当の齋田聖子さんは「社協のアンテナショップとして、総合相談窓口としての役割を果たしていきたい」と話している。
営業は、月曜から金曜日の午前9時から午後4時30分。
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