南下浦中柔道部 「全力出し切った」 全国大会で健闘
愛媛県で8月に開催された全国中学柔道大会に南下浦中学校柔道部の立川祐さん(3年 男子90kg級)と武内忍美さん(3年 女子70kg超級)が出場、両選手は健闘及ばず1回戦で敗れた。しかし、「全力は出した」と両選手は清々しい表情で語った。
2人は、7月に行われた県大会個人戦で優勝し、全国大会出場を決めた。同校柔道部から全国大会出場は約10年ぶり。
立川さんは、攻めあぐねる中指導を取られ相手にポイントを与えてしまった。その後、勝負に出たところを相手にうまく合わされ有効を与え敗れた。指導を取られ、攻めなければいけない状況に、自分の間合いで試合が出来なかったことが敗因になった。「力は出し切った。自分に足らないのは大きな大会での経験。これからも経験を積んでいきたい」と前向きに語った。
武内さんは前半、自分のペースをつかみ優勢に試合は運んでいた。しかし、後半に入り一瞬の隙に相手の型にはまり、抑え込みのまま敗れた。「前半は勝てると思った。悔しいが、力は出し切った」と話した。顧問の後藤徳子さんは「2人とも実力はある。足りないのは大きな舞台での試合経験。まだまだ成長する可能性を秘めている。今回の全国大会出場は、良い経験になったと思う」と話した。
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