日本との違いを体感 三浦RC例会で派遣報告
三浦ロータリークラブ(RC鈴木正孝会長)は先月28日の例会で、三浦市と姉妹都市オーストラリアウォーナンブール市に派遣された生徒代表の2人と保護者を招き報告会を開いた。
派遣事業は国際的視野を広げてもらおうと1994年から行われている。今年は、先月7日から約2週間市内在住の中学・高校生10人が参加した。毎年活動費の助成などを実施している三浦RC。報告会は、例会という公式の場で派遣生が発表する姿を保護者に見てもらい成長を感じてもらおうと、三浦RCの秋本清道さんが青少年育成担当になった約10年前から行っている。
活動を報告したのは、加藤勇吹さん(県立横須賀明光高校1年)と倉島菜奈美さん(県立追浜高校2年)。加藤さんは、季節が日本と逆で寒かったことに「南半球に来たことを実感した」と話した。現地では、学校の授業に参加し交流したという。食事で印象に残ったのはチーズの味。また、「ホームパーティーで食べたカンガルー肉は少し癖があったが美味しかった」と話した。最後に言葉の壁を感じたと話し「英会話能力を向上させるという目標ができた」と力強く語った。
倉島さんは3つの学校を訪問。3校とも日本語の授業があったことにうれしさを感じたという。ひとつの学校では全生徒がパソコンを持ち、授業していたことに驚いたとか。「授業時間の違いや上級生しか着ることができない制服があった。日本との違いがたくさんあり全てを把握するのは難しかったが内容の濃い時間を過ごせた。良い経験ができた」と話した。
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原画ずらり上村一夫展3月29日 |
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