「体験」が賑わいへの一助に 観光客、和菓子作りに挑戦
祝日の15日、三崎周辺は多くの観光客で賑わいを見せた。三崎銀座通り商店会にある、和菓子手作り体験ができる「和菓子体験工房 庵(いおり)」では、和菓子「ねりきり」づくり体験をする観光客の姿があった(写真)。
体験したのは大和市から観光で来たという平嵜さん夫婦。平嵜さんは、三崎周辺を散策中に偶然店を発見。好奇心もあり店を訪れたという。夫婦は職人の指導のもと、餡子を包み、へらで形を整え仕上げに飾りを施した。抹茶も自らたてた。「作るのは初めて」とやや緊張気味だった2人も完成に近づくと表情は笑顔になり「こうやって作られていくんだ」と感心の様子。「これから和菓子の見方が変わる。実際に作る過程を体験できたことは、とても勉強になった」と感想を語った。
「庵」は、観光客に食べる喜びの他に、作る楽しさを感じてもらおうと、2年前から行っている。市商店街連合会の専務でもある同店主の秋本清道さんは「各店では、それぞれ様々なイベントや企画を行っている。私の取り組みも一つに過ぎない。人が行き交うきっかけになってくれれば」と話している。
|
御朱印集めて開運祈願4月20日 |
|
|
|
|