紙芝居で非行防止 小学1年児童学ぶ
岬陽小学校(山田真也校長 児童数193人)で先月29日、少年補導員らによる小学生の非行を防止する教室が行われた。補導員らは、生活の中で紙芝居を使ってやっていいこと、悪いことを児童に訴えた。
授業を受けたのは同校の1年生。物語は公園の砂場で遊ぶ子どもたちのやりとりを描いたもの。バケツやスコップなど、友達の物を使いたいときはどうしますかという質問に児童は「何も言わずに使うのではなく、貸してと言ってから借りる」と大きな声で答えた。補導員は児童に、友達の物を勝手に取ったり、叩いたりしてはいけないと伝えた。
教室では、神戸で起きた児童誘拐事件にも触れ「手を引っ張られ連れて行かれそうになったら逃げて。また、公園では一人では遊ばず、友達と遊んで」と呼びかけた。児童の一人は「友達とは喧嘩しないで、仲良く遊ぼうと思った」と話していた。
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