活動報告【1】 観光・農業振興で地方創生 神奈川県議会議員 石川たくみ
4月30日より神奈川県議会議員の任に当たらせていただいております。「任に当たって譲りがたし」。お世話になった皆さまの付託と信頼に応えるべく、1人区の県議としての任を果たしてまいります。
同議会では環境農政常任委員会、経済活性化・産業振興特別委員会の委員として活動しています。すべては三浦のため、神奈川のために。初心を忘れずに努めて精進してまいります。
小網代の森の利便性向上
先月まで開かれた第2回定例会の環境農政常任委員会では、小網代の森についての質問をしました。
ゴールデンウィーク前に度々メディアで取り上げられて以降、来場者が急増している小網代の森で、特に急務なのはトイレの整備です。現在、2基の仮設トイレが設置されていますが、5月の連休中は毎日備品を追加しても追いつかないくらい厳しい状況ということで、地元関係者や来場者からは増設等の対応が望まれています。本設トイレの設置に関し、県担当課から「来年度の着工・完成予定」との回答がありましたが、貴重な自然が残る小網代の森が、環境学習の場として1人でも多くの県民に利用してもらうべく、しっかりとすみやかに取組みを進め、また、本設トイレが来夏のハイシーズンに間に合うよう要望しました。
農業の活性化を推進
経済活性化・産業振興特別委員会では、農業の新たな担い手の育成・確保について議論しました。
担い手の育成は、耕作放棄地の解消、農地の有効活用のほか、新たな雇用創出など地域活性化に大きく貢献すると期待されます。県の農業を維持発展させるには、担い手の育成確保は重要な課題と考え、農業後継者等の育成を図る県の事業「かながわ農業アカデミー」について質問を行いました。
最近、三浦市内で新規就農した3名のうち2名が同校出身者ということです。新規参入者の就農については、市町村や農場など関係機関と連携し、取組むよう要望し、資金や農地の情報まで相談できる窓口が校内にあることから、農家子弟の経営発展にも貢献できるよう工夫した運営を提言しました。また、三浦市の農家向け婚活パーティー”アグリdeデート”は、近年何組かのカップルを誕生させ、今後は農家の娘さんのムコ探しにも新たに取組むとのこと。県としての部局横断的な支援を要望しました。
そのほか、地域活性化策の1つとして大きな効果がある6次産業化についても質問。資金や開発・販路拡大など農家主体の事業化が難しいことを挙げ、市町村ぐるみなど地域でまとまっての取組みや産業労働局と共同することで県内の食品加工業者や流通・販売業者とより連携した6次産業化の推進をしてはどうかと強く求めました。
次回の第3回定例会では9月17日(木)に、「一般質問」を実施します。
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