記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 10月9日0:00更新
三崎小児童による高齢者施設訪問。最初は見ず知らずのお年寄りに緊張気味の子どもたちでしたが、笑顔と拍手で出迎えられるとすぐに打ち解け、束の間の交流を楽しみました。
そこで感心したのは、誰に指示された訳でもなく、自分から屈んで目線を合わせたり、耳元でゆっくり話す姿。定型的に「お年寄りに親切にしましょう」と教えても、核家族化や地域交流の希薄化が進む昨今では関わり合いが少なく、いまいちピンと来ない子も多いそう。百聞は一見にしかず。ふれあいによって、労りの気持ちを身につけた子どもたちの表情はぐっと逞しくなったように感じました。