公益社団法人「三浦青年会議所」(三冨力也理事長)は先月22日、南下浦市民センターで地域活性化を考える地域創生フォーラムを行った。
第1部は前佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏による「あなたが主役で街が輝く」と題した講演を実施。樋渡氏はまず「地方の最大の悪は無関心でいること」と語気を強め、在任時、TSUTAYAと連携した市立図書館のリニューアルや市立病院の民間移譲、行政による特産品通販サイト運営など独自アイデアを次々と展開した経験を振り返った。まちづくりには「コンパクトでインパクト(話題性)あるもの、スピード感を持つこと、エッジを利かせることが必要」と述べ、「地方や辺鄙(へんぴ)だとか関係ない。良いものを作れば必ず人は来る」と締めくくった。
第2部は「市民の力で創る三浦の未来」をテーマに意見交換した=写真。パネリストの1人でNPO法人「小網代野外調整会議」副代表の柳瀬博一氏は、昨年の一般開放開始以来、10万人を超える観光客が訪れている小網代の森の観光資源としての潜在能力を説明。トイレや飲食店などの整備が乏しくても「コンテンツが良ければ人は来る」と語り、「これから地元住民と(コンテンツを)磨いていく枠組みを作りたい」と展望を話した。
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