市立上宮田小学校(石渡博幸校長)で今月2日、上宮田在住の絵本作家、平田昌広さん・景さん夫妻による「絵本ライブ」が行われた=写真。
同校の保護者らで構成される図書ボランティア「ひまわり」(亀山千夏代表)の働きかけで開かれたイベントで、今回で3回目。全校児童が一風変わった絵本の読み聞かせを楽しんだ。
創作活動の傍ら、三浦市内の小学校をはじめ、全国の書店・図書館などを飛び回り絵本の朗読イベントや言葉遊びのワークショップを開催している平田さん夫妻。一般的な読み聞かせとは異なり、「メオト読み」と称した夫婦で役を巧みに演じ分けて読み進める独特のパフォーマンスが人気で、子どもから大人まで作品の世界へ引きこむ。
この日は、食べ物をテーマに代表作の「おかん」や「どんどんめんめん」「ひものでございっ!」などを披露。歌やクイズ・掛け合いを織り交ぜたり、語りに合わせて景さんが即興でイラストを描いていく臨場感あふれるストーリー展開に、会場の視線は終始2人に釘づけ。終了後は大きな拍手が送られていた。
「(絵本の朗読を通して)人の話を聞く力、想像する力を身につけて」と昌広さんがやさしく呼びかけると、児童はじっと静かに耳を傾けていた。
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