JICA(独立行政法人国際協力機構)の「青年海外協力隊」のメンバーとして、東アフリカのウガンダ共和国へ派遣される藤平早紀さん(22・上宮田在住)が今月16日、三浦市役所を訪問。吉田英男市長に出発前の報告を行った。
藤平さんは、今年3月に大学を卒業。その後は、JICAでの派遣前訓練を受け、語学や現地生活で必要なスキルの習得に励んだほか、「(指導者としての)引き出しを増やせたら」と、かつての恩師のもとを訪ねて回ったという。
中学時代から地域の清掃活動などに参加するなど、ボランティアに興味があったという藤平さん。大学では体育を専攻し、教員免許状を取得。実務経験はないながらも、青年海外協力隊で「技能だけでなく、集団生活や社会マナー、ルールなど、日本の体育の素晴らしさを伝えたい」と意気込みを語った。
今月27日に出発し、派遣期間は2018年9月までの2年間で、赴任先はケニアの国境に近い同国東部、トロロ県にある公立のトロロガールズスクール。同校で生徒や教師に体育の実技指導などを行う予定。ウガンダでは2011年から体育教育が開始され、普及が始まったばかり。「発展途上国の子どもたちや困っている人に自分の知識や経験を活かしたい」と話し、吉田市長からは「いい勉強になると思う。気を付けて頑張って」と激励を受けていた。
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