京急油壺マリンパークは、11月5日(土)・6日(日)に世界で唯一とされるアシカの映像認知「色の識別」の公開実験を行う。
映像認知実験とは、本来指示を出すトレーナー(飼育員)ではなく、モニターに映る映像のサインを受けてアシカがパフォーマンスを披露するもの。
同館によると、2次元の映像を3次元の実物として認識する能力は非常に高度なもので、発達した脳を持つ一部の動物にしか認められていないという。今回挑戦するカリフォルニアアシカのサツキは、10年以上ショーで活躍しており、昨年行われた映像認知実験で見事成功した前例を持つ。今年はさらに色を識別する実験を実施。世界を白黒で見ているとされるアシカに、グレースケール化すると明暗に差がなくなる色を用いたアニメーションを見せて、その反応によって色を認識しているかについて検証をする。
同館は「実験から得られた知見は、アシカの能力をより深く理解するための貴重なデータとして、お客さまにより楽しんでいただけるようなパフォーマンスづくりに活かしていきたい」としている。
会場は同館内「ファンタジアム」。時間は5日が午後1時から、6日は1時20分からそれぞれ行われるショーの中で約6分間披露される。
開館は午前9時から午後5時。入園料は大人1700円、中学生1300円、小学生850円、3歳以上の幼児450円、ペット500円。
問い合わせは同館【電話】046・880・0152
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