ものづくりを中心とした様々なクリエイターが集まる「ミサキファクトリー」。今月5日にリニューアルオープンし、「ミサキファクトリー@(アット)」として新たなスタートをきった。
「三崎の商店街のシャッターを1つでも開けたい」。もともとは同地区で古道具店を営む安原芳宣さんが、花屋だった空き店舗を借りて改装。区画を作り、画家や手作り小物の作家らに貸し出すシェアスペースとして14年に開店した。「アトリエや工房が欲しい」「店を持ちたいが初めてで不安」といった作り手のニーズとマッチングさせ、現在では新たな文化発信・交流拠点としての役割を担っている。
店の運営は出店者に一任。帆布製品やアクセサリー、インテリア雑貨、本、イラストなどがお手製の棚にずらりと並ぶ。「閉めても街の賑わいになるように」とシャッターにはイラストを施し、撮影した写真をSNSサイトへ投稿することで話題性の向上にも期待する。店内には工業用ミシンを備えた工房を併設。”ファクトリー”の名のとおり商品の制作過程を見学でき、「工房の時間貸しもできたら」と店長の木村初美さん。
出店者の1人、藤臣美弥子さんは「やる気のある人がやりたいことを実現できる街にしたい」「イベントを仕掛けて商店街を盛り上げ、ものづくりを通じて人が繋がる拠点になれば」と展望を語った。■三崎2の5の5/水・木曜定休/午前11時〜午後5時/【電話】046・884・8563
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