三浦の大地が育んだ、甘酸っぱい赤い宝石を味わって―。市内にある川名農園(高円坊148の3)では、イチゴの収穫シーズンを迎えている。
全体で約750坪の広さのハウスでは、果肉が柔らかく糖度の高い「あきひめ」、香りが高く甘みと酸味のバランスに優れた「紅ほっぺ」、しっかりとした実で酸味がまろやかな「やよいひめ」の3種を生産している。今シーズンは例年より数週間遅い収穫となったが、味も大きさも申し分なし。昼夜の寒暖差も手伝って、甘みがのっているという。一粒ずつ丁寧に手摘みし、つやつやと真っ赤に色づいたイチゴは直売や全国発送用として販売。今月11日も朝から箱詰めの作業に追われていた=写真。
同園では5月上旬までイチゴ狩りも行っており、最盛期となる毎年2月〜3月は、休日を中心に多くの家族連れや観光客が来園。甘い香りが漂うハウスは、旬の味を頬張る人たちでにぎわいを見せる。生産者の川名茂さんは「ミルクをつけずに自然のイチゴの甘さをぜひ味わってほしい」と話している。
30分食べ放題で、料金は小学生以上1600円、未就学児〜3歳1100円、2歳300円(税込/4月3日以降、料金変更あり)。時間は午前9時30分〜午後2時30分、月曜・金曜定休。高設栽培のため、車いす・ベビーカー可。
詳細や予約は同園【携帯電話】080・5503・1583
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