記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 9月22日0:00更新
隆盛期の三崎について取材をすると、必ずと言っていいほど耳にするひと言。「昔は街に映画館があって、それはもう賑わって賑わって。人気の作品は行列ができていたよ」――。昭和30年代、日本映画の黄金期。時を同じくして、マグロ漁で栄えた三崎の人々の身近な娯楽として親しまれたと聞きます。
今回初めて開催される城ヶ島のイベント。1日限りではありますが、この地に再びスクリーンが現れ、映画がやって来ます。見据えるのは、映画を介した人と文化が交わる場づくり。この先どのように地域に根づいていくのか、とても楽しみです。