今年4月に創立50周年を迎えた市立名向小学校(小泉修校長)で、10月28日(土)に記念式典が催される。また、PTAを中心とした実行委員会が同23日(月)から5日間、「50周年ウィークイベント」と題し、多彩な校内プログラムを企画。地域住民への参加を広く呼び掛け、節目を祝う。
名向小学校は1967年4月に開校。おもに諸磯、小網代、六合を学区に、ピーク時には全校で800人を超える児童が通学していたが、少子化などの影響で現在は約270人が在校する。卒業生には、プロ囲碁棋士として活躍する常石隆志さんがいる。
今回、50周年の節目を迎えるにあたり、歴代のPTA会長や現役員、教員らが一丸となって記念事業実行委員会を発足。準備を進めるなか、2012年から事業の一環として、バザーや模擬店、ステージ発表を交えたイベント「名向祭り」を開催し、祝賀の機運を高めながら、子どもたちへ配布する記念品や記念誌、遊具などに充てるための寄付を募ってきた。
全校児童がステージ
式典当日の目玉は、全校児童による音楽劇「つながる輪〜名向と人と海と」のステージ(保護者向け事前公開は26日(木)午前10時40分から実施)。「ちびっこカムのぼうけん」を下敷きに、物語の途中で主人公のカムが小網代の森や相模湾をめぐり、生き物とふれあい、自然の素晴らしさを知る―というアレンジを加えた。群読や合唱・楽器演奏のほか、学習成果発表や森に生息するチゴガニになりきるダンス、火の山をイメージした集団行動など約50分の大作。小泉校長は「練習を重ねた子どもたちの姿をぜひ見に来てもらえたら」と話している。
また、10月23日(月)から27日(金)には、一般参加も可能なイベントを開催する=右表参照。
詳細は同校【電話】046・881・6141
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