防災への決意、新たに 第一運動公園で出初式
逗子市池子にある第一運動公園で8日、逗子市消防本部による「消防出初式」が行われた。
市民への消防技術の披露などを通して地域の防災力をアピールするとともに、防災関係者の意識高揚を目的とした毎年恒例の行事。会場には消防署職員や消防団員、米海軍池子消防隊員ら約200人が終結したほか、平井竜一市長や近藤大輔県議など多くの来賓も来場。また年始の恒例行事を一目見ようと多くの市民も詰め掛けた。
演技披露では冒頭に逗子開成高校和太鼓部が「水の音」など3曲の演目を披露。迫力のある演奏で式典に華を添えた。
続いて消防団員が的にめがけて放水する消防操法や救助隊員による救助演技が行われたほか、出初式の目玉でもある一斉放水を実施。小型動力ポンプ車、はしご車、化学車などから一斉に水が放たれ、青空に放水のアーチがかかると、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。
会場を訪れていた男性は「消防関係者の日頃の鍛錬の成果に頭が下がる想い。今後も地域の安心と安全に向けてがんばってほしい」と話していた。
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