キマグレンと逗子RCが共同開催 音楽通じて被災地に支援 5月13日(金) チャリティーコンサート開催
逗子出身のボーカルユニット「キマグレン」と地元奉仕団体の「逗子ロータリークラブ」(矢部房男会長)が東日本大震災の被災地を支援するチャリティーコンサートを5月13日(金)逗子文化プラザで開く。収益の一部を義援金として寄付するほか、出演料や同RCの積み立て金も寄付として拠出。両団体が音楽を通じて地元の支援を被災地に届ける。
同コンサートは元々、同RCの創立50周年記念事業の一環として企画されていたもの。当初は地元の青少年育成を目的としていたが、東日本大震災の発生を受け、キマグレンが「出演料を被災地支援に寄付したい」と申し出たことから、同RCもこれを快諾し、急遽目的を変更した。
チケット代などコンサートの収益は機材費など必要経費を除いて全て寄付するほか、キマグレンの2人も出演料を、同RCも積立金の中から寄付金を拠出するという。同RC50周年事業実行委員長の鈴木安之さんは「こういう緊急時だからこそ、協力体制をしいて困っている人たちに手を差し伸べるのもロータリークラブの務め」と話す。また当日は逗子開成中学校・高校の吹奏楽部も特別ゲストとして参加する。同部も「キマグレンの2人と共演できるのを部員一同楽しみにしている。自分たちの演奏が少しでも被災地の力になれば」と意欲を覗かせている。
チケットはローソンチケットで販売中。全席指定で4500円。定員は500人。同RCによるとチケットの残りはあとわずかになっているという。購入はローソンチケットのホームページ「ローチケドットコム」から申込むか、直接近隣の店舗まで(Lコード・70113)。会場は逗子文化プラザなぎさホール。午後6時30分開場、7時開演。問合せは同RC事務局【電話】046(877)1331・石田さんまで。
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