葉山町社会福祉協議会では現在、東日本大震災の被災者を支援するプロジェクト「おいでよ葉山」を展開している。同プロジェクトは被災者の一時避難先として、空き家や自宅をホームステイ先として提供しようというもの。「個々人のできることは小さいが力を合わせれば大きな力になる」と地域包括センターの職員が中心になって立ち上げた。
受け入れは1ヶ月から3ヶ月の短期の受け入れで、住居のほか食事や寝具、タオルなど生活に必要なものも提供する。また被災者家族の世話や調整役としてボランティアも支援スタッフとして対応にあたる。
同事務局によると10日現在、ホームステイ2件、貸し部屋1件、別荘(富士山麓)2件、2世帯住宅(1世帯分)1件、ボランティア27件の登録があるという。現状では被災地からの問合せが数件あった程度で利用はないが、事務局では今後も受け入れを進めていく方針。事務局の中野徹さんは「個人的に被災した方を紹介したい方は相談してほしい。また空き家などの住居をお持ちの方がいたらご提供いただければ」と話している。
また同事務局では関連プロジェクトとして調理器具や絵本などを送る取り組みも実施。今後については未定だが、HPなどを通じて周知を図っていくという。同プロジェクトに関する詳細は同HP(「おいでよ葉山」で検索)を参照。問合せは同事務局【携帯電話】080(2347)2078まで。
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