春の交通安全週間に合わせて逗子警察署は14日、JR逗子駅前で交通安全キャンペーンを実施した。当日は同署職員のほか、交通安全協会員や交通指導員など約80人が参加。山口雅見副署長は挨拶で「このところ高齢者、二輪車に関する事故が多い。夏にかけて外出の機会も増えるので、一層の注意を」と呼びかけた。
また同署では事故状況を踏まえ「交通安全守り隊」を組織。名誉隊長にはこの日一日署長を務めた地元出身の3人組ヴォーカルユニット「逗子3兄弟」が就任した。「交通安全を守るために必要なことは」と尋ねられると長男の優己さんは「この時期は小学生や幼稚園児が事故にあわないように大人がしっかり面倒を見てあげることが大切」と話した。また、委嘱状を手渡された3人はマイクの前に立ち「ひとつ、子どもを守って。ふたつ、お年寄りを守って。みっつ、みんな安全逗子の街」と宣誓。その後は職員らとともに、チラシや啓発グッズを通行人に手渡し、交通事故防止を呼びかけた。また会場では逗子高校吹奏楽部も駆けつけ、「上を向いて歩こう」など5曲を披露。キャンペーンに華を添えた。
交通死亡事故ゼロ過去最長
逗子警察署管内の交通死亡事故ゼロの日数が過去最長を更新している。24日現在で連続1305日となっており、これは県内で横浜水上警察署を除けば県下最長の記録となっている。同署では「まずは1500日。今後も交通安全教室を開くなど交通安全に対する意識を高める取り組みを続けていきたい」としている。
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