音楽で被災地に支援を―。逗子文化プラザのなぎさホールで13日、地元出身の音楽ユニット「キマグレン」によるチャリティーライブが行われた。主催は奉仕団体の逗子ロータリークラブ(矢部房男会長)。
当初は青少年育成に向けたものだったが、東日本大震災の発生を受け、キマグレンが「自分たちも何かできることを」と寄付先の変更を主催者側に打診。同クラブ側もこれを快諾し、開催の運びとなった。当日はまず始めに震災の犠牲者に追悼を捧げ黙祷。次にあいさつに立った矢部会長は「被災地ではいまだ大変厳しい状況が続いているが、今日のコンサートで地元逗子の愛のメッセージが伝えられれば」と話した。
ライブではキマグレンの2人が「LIFE」や「リメンバー」など楽曲10曲を披露したほか、アンコールでは逗子開成学園吹奏楽部との共演も行われ、会場に詰めかけた約550人のファンらを盛り上げていた。ライブの売上金225万円は義援金として全額日本赤十字に寄付された。
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