「おいしく育ってね」 里山の会が名越緑地で田植え
田んぼやため池、竹林など里山の保全活動を行っている「名越緑地里山の会」(飯河正会長=人物風土記)が3日、逗子市久木の名越緑地で田植えを行った。
この日は梅雨の晴れ間に恵まれ、同会会員のほか池子小学校5年生の児童43人も総合学習の一環として参加。「指でつまんで2、3センチ沈めて」と会員からの手ほどきを受けながら、子どもたちは裸足で一つひとつ苗を植えていった。児童らが田植えをしたのはおよそ10平方メートルの「2号田んぼ」。水遣りなどは会員が交代で行い、秋には稲刈り体験が行われる。参加した児童のひとりは「おじさんが『美味しいオニギリができるよ』って。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。飯河会長は「こうした体験を通じて、食べ物や農業の大切さを知ってもらえれば」と話した。
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