福島第一原発事故の影響を受け、首都圏の自治体が独自に放射線量を測定公表する動きが広まっている。逗子市では県内の自治体に先駆けて先月27日、市内26ヶ所で放射線量を測定し、30日に市ホームページに測定値を公表した。
同市では事故の深刻さが表面化したことから、3月24日から市消防本部屋外で簡易測定器を使って毎日測定。これまで目立って高い数値は記録されておらず開始以降、0・01〜0・12µsv/h(マイクロシーベルト/時間)の間を推移している。
しかし同市では市民から「子どもが活動する場所で測定してほしい」という要望が相次いだことから市内小学校や幼稚園など計26ヶ所で数値を測定。結果はいずれも0・10µsv/h前後で、市は「人体に影響がないレベル」としている。市では今後も消防本部の測定を続け、数値に問題があった場合は再度市内複数ヶ所で測定を実施する方針。
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